子宮頸がんワクチン
厚生労働省が今年10月に承認した
子宮頸(けい)がんワクチンが
県内でも22日から医療機関向けに販売されます。
ワクチン接種対象は
11~45歳のすべての女性。
婦人科のある医療機関ならどこでも接種可能です。
半年間で3回の接種が必要で、医療機関によって価格は異なりますが
費用は一連の接種で
4万5千円程度です。
保険診療ではなく、現段階では公費負担もないので、全額自己負担となります。
医療従事者は「検診とワクチンで子宮頸がんは確実に減らせる」と
ワクチン接種を推奨しています。
豊見城中央病院では
来月から毎週木曜日の午後
土曜日の午前にワクチン外来を開設します。
前濱俊之産婦人科部長は
「若い世代にはかなりの効果がある。
定期検診とワクチン接種を両方受けていれば子宮頸がんは100%予防できる」と強調。
そうなるとやはり課題は高い接種費用です。
女性なら誰でもかかりうる子宮頸がんを予防するには、
国の公費負担の実現が不可欠といえそうです。
豊見城中央病院
ワクチン外来への問い合わせ、予約は同院予約センター
098(850)3988
関連記事