光
12月9日(水)
午前9時25分
母は天国へ旅立ちました。
母の病院へ向かう途中
道の向こうに広がる空の隙間から
たくさんの光がカーテンのように
差し込んだんです。
母の最後に間に合うように
高速道路をぶっ飛ばしてたのですが
その光を見た瞬間、
逝ってしまった…
と感じたんです。
病室へと急ぐと
足早に歩いてくる父が
「大変なことになった…
間に合わなかったな」
と。
やっぱり間に合わなかったか…
取り乱すことなく病室の戸を開けると
たくさんの親戚に囲まれた中に
母がいました。
間に合わなくてごめんね。
もう痛みはないね。ゆっくり休んで
と声をかけました。
ありがとう。お母さん。
もう何も心配しないで。
後のことは任せてね。
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