抗がん剤 バージョンアップ
母の闘病記
今まで投与していた抗がん剤が効きにくくなってきました。
腹水も溜まってきていて、以前のようにむくみが出てきました。
このままだときっと、がん腫瘍も小さくなって、手術もできるはずと思っていた矢先のこと。
そして卵巣がんが完治した後には、人工肛門をお腹に戻すはずだったのに
戻すことは出来ませんと、医者からの宣告。
一生人工肛門と付き合わなくてはならない、「身体障害者」となってしまいました。
母は私達には言いませんが、とてもショックだったと思います。
たとえ母がそうなってしまったとしても、笑顔を見せて生きててくれるだけで
私達は幸せなんです。
背骨に転移したがん腫瘍が、骨髄まで入り込まないよう
お医者さんもあらゆる方法を検討してくれています。
今週からは、今までよりも効き目の強い(もちろん副作用も強くなります)
抗がん剤を投与します。
ムリせず、痛いときは「痛い」、辛い時は「辛い」って
お医者さんにも看護師さんにも、もちろん私達家族にも言っていいんだよ、お母さん。
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